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メカニズムを知れば、地震も怖くない

1995年1月に起きた阪神大震災。
2011年3月に起きた東日本大震災。
その間にも中越地震などがあり日本各地で多大な被害を出しています。
日本は火山の多い国です。
これが温泉などのメリットを生んでいます。
一方で地震という副産物もあります。
もちろん地震は恐怖です。
しかし科学的なメカニズムを理解すれば?
怖れるものではありません。

■震度とは

地震について知るためには用語を覚えましょう。
まずは震度です。
震度は、その人の居る場所における揺れの大きさです。
言い換えると震度は場所によって異なります。
原則は震源に近いほど震度が大きくなります。
とはいえ地盤の強さが関係してきます。
なお現在の指標では、身体に感じない地震が震度0です。
そして有感地震は1~7まであります。
ただし5と6だけは弱と強に分かれます。
結果として震度は10段階に分かれます。
ちなみに敏感な人は震度1でも気付きます。
震度2になるとほとんどの人は認識します。
また震度4になると恐怖感を覚えます。
震度7は?壊滅的な揺れです。

■マグニチュードとは

震度と混同しがちな指標としてマグニチュード(M)があります。
Mは地震個々の強さ、地震の規模を現しています。
そのためMは1つの地震には1つしかありません。
基本的にMに上限はありません。
とはいえ未だにM10を超える地震はありません。
ちなみに東日本大震災はM9です。
なおMは1増えるとエネルギーは32倍になります。
中途半端な数字ですが言い換えると?
Mが2増えるとエネルギーは1000倍になります。

■プレート境界型地震

地震の原因にもいくつかあります。
中でも今後あると心配されている南海地震はプレート境界型地震です。
東日本大震災はこのタイプです。
つまり地球の表面は多くのプレートで構成されています。
そしてこのプレートは時々刻々動いています。
なお日本の下では太平洋プレート、北アメリカプレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの4つがぶつかりあっています。
東日本大震災は、北アメリカプレートの下に太平洋プレートが沈み込む場所で起きました。
南海地震は、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込む場所で起きると考えられています。
ちなみにプレート境界型地震で心配なのは?
津波です。

■プレート内地震

阪神大震災は、プレートの内部で起きた地震です。
つまりプレート同士が押し合うことによってプレート内で歪が生じます。
これが耐え切れなくなった時に岩盤が壊れ、ずれることによって発生します。
内陸型地震、直下型地震と呼ばれることもあります。
大都市の真下で起きるので、揺れによる直接的な被害が大きくなります。
しかし津波の心配はありません。

■緊急地震速報の原理

最近はテレビやスマホなどで緊急地震速報が流れることもあります。
ということは地震を予測できるのでしょうか?
なお地震は波で伝わります。
この波には縦波であるP波と横波であるS波の2種類あります。
一般的にP波は秒速8キロで進みます。
一方S波は秒速4キロ程度です。
もちろん震源地ではP波とS波は同時に発生します。
しかし震源から離れるにつれ、両波が来るまでの時間に差が現れます。
緊急地震速報は、これを利用しています。
観測と通信の両科学技術が進歩したからできる業です。
つまりP波を感知したらS波が来る前に、皆に知らせろ!
そうした仕組みです。
ちなみに初めユラユラくるのがP波です。
その後ドン!
大きく揺れるのがS波です。

■地震の被害を防ぐには

地震は恐怖です。
トラウマになります。
とはいえ避けられない自然現象です。
地震が嫌ならば?
日本から脱出すべきです。
しかし被害は防ぐことができます。
まず家庭でできることをしましょう。
倒れそうな家具はありませんか?
必ず固定しましょう。
そして家族が1週間暮らせるくらいの食料と水を備蓄しましょう。
地震の科学的なメカニズムを知り日頃から訓練していれば?
怖れることはありません。

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